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仕事と家庭と読書の日々
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 名探偵はみんな、相談を受けた時点で仮説を打ち立ててしまって、その線に沿って情報を収集する。そうやって収集された情報の体系を、結論の側から逆戻りに開陳されると、「こんなありそうもない真相を見抜くなんて、こいつ、めちゃくちゃ頭良い…」という気になる。
 でも、本当にすごいのは、「頭の良さ」ではなくて、「最初に決めた仮説に対する執着の深さ」なんだと思う。仮説というのは、検証してみてダメだったら放棄することを前提に立てるものだけど、名探偵はなかなか放棄しない。常人の2,3倍は粘る。その結果、まんまと真相にたどり着いてしまう。そこがすごい。
 表題作の「モルグ街~」は、この方法論的カッコ良さが印象的で、まさにミステリーの原点という感じ。

 掘り下げの浅い薄っぺらな答案ばかり書いてしまうとか、麻雀で安手ばかり上がってしまうとかいう場合に、名探偵の方法論は参考になると思う。
 ただ、名探偵の場合、なんと言っても仮説の立て方がすごい。ありえないような、しかし結果的には実に的を射た仮説を立てる。この能力は、常人には真似しがたいと思う。

 「早すぎた埋葬」の不気味さは独特。昔、江戸川乱歩「少年探偵団」を読み漁ってた時の印象は、「モルグ街~」より、むしろこっちに近い。
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起床時刻
目標:7時。
bandouの起床時間
勉強時間
4月の目標:平均7h。
bandouの勉強時間
2006年12月(6.0h)、2007年1月(4.5h)、2月(6.9h)、3月(4.7h)。
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